■非金属ガスケット材料の性能比較 使用範囲 ガスケット係数(m) 最低締付圧(kg/cm2) フランジ仕上度 100S以下 50S以下 100S以下 25S以下 (1) スーパーコルクは圧縮性に優れ、低荷重下において良好な密封性を示す為、フランジの多様な設計に応じられます。 (2) 圧縮性材料であり、表面摩擦性に優れている為、横流れ防止が不要です。(プレス加工品のコスト低減) (3) 溝加工された部分に、はめ込み使用する場合、側面への応力が小さい為、フランジの軽量化が可能です。 (4) 表面密着性が時間経過とともに増加し密封性が保持され、長期使用に対する信頼性があります。 (5) フランジの表面仕上は粗でよく、うねり、絞りしわに対してよく順応します。 ◆圧 縮 量 スーパーコルクは25~45%の圧縮量で締付けると最適の密封性を示し、過度のせん断力が働かない限り、55~60%の圧縮量(荷重200~250kg/㎠)の締付力に耐久します。 ◆厚 さ と 巾 スーパーコルクガスケットの厚さは両フランジ面の仕上程度、ガスケットを締付けた時のフランジの発生歪を考慮に入れ、最大誤差部分にて最小圧縮量が得られる様に設定します。実際には使用箇所の振動、圧力、温度、内封液等の要素を考慮して安全性を見る必要があります。 巾は内封液体の圧力が大きくなれば、厚さに対する巾は大きくする必要があり、少なくとも2倍以上とします。又密封に必要な最小接面巾は3mm以上を標準とします。 ◆使用限界温度 スーパーコルクの使用限界温度は-40~150℃。連続使用では120℃以下としますが、使用条件等によってはその限りではありません。 項 目 (℃) 温 度 圧 力 (kg/cm2) 10以下 材 料 ス-パ-コルク ニトリルゴム ビーター Hs65 - 6 - 1.1 30 -30~120 15以下 10以下 1.0 1.5 30 50 Hs80 Hs65 -30~120 -40~300 -40~350 30以下 50以下 2.5 2.8 150 260 ジョイント シート シート 25S以下 スーパー コルクの 特長・設計 ●使用方法
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