◆スーパーコルクのシールメカニズム ◆耐熱・耐候性 [現象(状況)] ・ガスケット締付 …締付力に対応した材料の反発力が発生する。 ↓ ・面との馴染み(物理的要因) …アンカー効果(接着面の凹凸に入り込み接着力が高まる効果)により、フランジ面に馴染んでいく(1~5日)。 ↓ ・初期密着発生 …応力緩和、クリープ(時間の経過による変形)による締付力(反発力)の低下と共に密着性が発生してくる。 ↓ ・接着状態(化学的要因) …コルク、ゴム中の樹脂成分等がフランジ面との接着に寄与する。 *参考[100℃×20日以上] (1)耐 熱 性 スーパーコルクの熱老化による特性変化を下記に示します。 高温使用限度は110℃~150℃ですが、潤滑油中では10℃~15℃高く使用できます。しかし使用条件(内封液、内圧、他)によっては、その限りではありません。 - 3 - 密着力(MPa) シール性要因 0 0 ~ 0.2 0.3 ~ 0.7 0.7 ~ 1.0 反発力 (応力緩和) 接着力
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